仕事中に見逃してはいけない自分のストレスサイン

大事な会議のときや上司に怒られているときなどは気を引き締めなければならない場面であるので、本来ならあくびは出ないはずなのですが、こういうときに限ってあくびをしたくなるのはサインの1つです。
では、なぜあくびが出るのでしょうか？あくびは、脳内に酸素を送るために行われています。あくびが出るということは、酸素が不足している証。酸素を送り込むことで、脳内を活性化させようと促しています。不安や緊張状態など負担がかかる場合においては、脳内は酸欠状態に陥ります。よって、酸素を脳内に送り込もうとする働きがあくびとなって現れるのです。あくびが何回も出る場合には、深呼吸や室内の換気をするとよいでしょう。

子供の頃に、親に抱きしめてもらったり頭をなでてもらったりすることで、不安を解消していたという人も多いと思います。髪を触るしぐさにはその名残が残っていると考えられています。
髪を触るというしぐさは2つの意味を持っています。1つは、緊張や甘えたいなど不安な状態であることを示すということ。髪を触りながら視線が一点に定まっていないのであれば、このような状態であると断定することができます。2つめは、自分を綺麗に見せたいという自己アピールを示しているということです。

食べ物を食べているときに思わず口内や舌を噛んでしまい、痛い思いをした人は沢山いると思います。その理由は加齢や肥満、現代の食べ物の変化により頬の筋力が衰えたことなど様々な理由が挙げられますが、ストレスもその一因といわれています。その他にも、常に口内や舌唇を噛んでいる人にも、同様の理由が当てはまります。
口は、過度のストレスが生じると最も症状が出やすい場所です。そのために、噛むだけではなく唾液が多量に分泌される、唇が乾燥しやすい、ヘルペスができる等のサインも出やすいのが特徴です。そのため、自分で気が付きやすいストレスサインといえるでしょう。